総合診療

地域の患者様・医療機関のニーズに応えられる『病院総合医』、家庭医と病院総合医が融合した『病院家庭医』を目指しています。

地域の患者様・医療機関には以下の三つの柱を当科の役割としてアピールしています。

診断をつける科

どの専門科の疾患かわからない、原因不明の徴候・症状に対して的確な診断を行い、然るべき専門医につなげることを使命としています。

その他科

感染症・血液疾患・膠原病など、当院に専門医のいない分野の診断・治療は主に当科が担っています。地域の専門医療機関と連携をとりながらできるだけ当科で治療完遂できるよう、診療レベルの向上に日々努めています。

地域支援科

肺炎や尿路感染症の反復や様々な理由によるADLの低下のために、入退院を繰り返す脆弱な患者様のマネジメントも主軸の一つと捉えています。在宅主治医・訪問看護・ケアマネ・地域の介護施設等と密接な連携を構築することにより地域医療の発展に尽力したいと考えています。

症例の特徴(年度別)

2011年

common diseaseに加え、TMP(典型的TTP)、腎性尿崩症、成人型still病、Platypnea-orthodeoxia syndromeといった多彩な疾患を経験。

2012年

呼吸器疾患に加え循環器疾患が中心となる。敗血症・DICから感染性心内膜炎、細菌塞栓によるくも膜下出血を合併も集中治療にて回復し独歩退院となる症例を経験。B cell lymphomaの化学療法例も増加し、難治性で舌内出血から挿管管理を要したITPも経験。HLA-B51陽性の典型的なベーチェット病、典型的なstill病もあった。

2013年

重症の汎血球減少症を合併したSLE、抗GBM抗体陽性のRPGM、第13因子欠乏による縦隔内出血など多彩な疾患を経験。間質性肺炎、急性憎悪、肺癌、COP急性憎悪、喘息など呼吸器疾患を多数。

【入院症例】ある日の実例

  • 敗血症・ARDS ⇒ 人工呼吸管理・集中治療
  • うつ血性心不全
  • 間質性肺炎
  • 細菌性肺炎
  • 大腸憩室炎
  • 好酸球性腸炎
  • 自己免疫性溶血性貧血
  • 糖尿病性腎症
  • 脳梗塞
  • 不明熱 ⇒ 精査 ⇒ 成人Still 病

日本プライマリ・ケア連合学会
家庭医プログラム認定施設(Ver2)

「信州型総合医」育成プログラム
研修施設として長野県より認定

ライフスタイルに合わせた働き方を

出産、子育て中の女性医師が働きやすい環境

当院では医師25名のうち10名の女性医師が働いています。
乳幼児から小中学生までお子さんの年齢によって働きやすい時間は違いますが、週1回から1日2時間でも働ける外来もあり、柔軟に対応しています。

男性医師も含め子育て中の医師がたくさんいるので、医局・病院全体で子育てに協力的な雰囲気があり、突発的な家庭の事情が発生しても気兼ねなくお休みください。
子どもを職場に連れて来ないといけない場合に医局の事務が子守をしたり、病気の時等には院内の臨時託児所に預けることも可能です。
なにかと「融通が利く」、そんな環境です。

モデルスケジュール

  午前 午後
      一般外来        
  予約外来          
            透析回診  
          往診    

中村 奈津子
日本内科学会(認定医)
日本糖尿病学会
日本透析医学会
日本プライマリケア連合学会(認定医)

出産を期に家庭内での自分の役割と自分にできる仕事量を考え、職場と相談して勤務形態を決めました。

一般(救急)外来、予約(慢患)外来、往診、透析回診などを行い、病棟管理、日当直はしていません。
一般外来は時間交代制なので定時にあがり、保育園へお迎えにいくことができます。

コンサルトがしやすく、バックアップ体制もしっかりしているのでしばらく現場からはなれていても安心して働けます。

診療所、往診、介護福祉施設、多様な職場で

  • 近隣の大町市、山形村にある法人内の診療所にて外来診療ができます。病院での外来に比べて、比較的少ない患者さんをゆっくり診ることが可能です。
  • 法人内の訪問看護ステーション在宅事業所と連携しながら、松本市内を中心とした在宅患者さん宅への訪問診療も行っています(往診時には看護師同行)。
  • 関連事業所として老健、特養など多数の福祉施設があり、入居されている方への定期往診や疾患管理をおこなっています。