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当院外科は1990年の開設から19年目になりました。具志堅院長を先頭に消化器疾患を柱に、乳腺、甲状腺疾患など一般外科治療を行ってきました。2007年1年間の手術件数は306件、うち全身麻酔は260件でした。悪性疾患が4割を占めています。良性疾患は胆嚢結石症、鼠径ヘルニア、急性虫垂炎が中心です。高齢者や循環器疾患を合併しているケースが多いことも特徴のひとつです。悪性疾患はここ数年、ほぼ一定の割合ですが、進行癌で発見されるケースも依然として多く、癌の早期発見が今後の課題です。
癌手術の目的は、病巣の確実な摘出ですが、一方で身体に備わっていた機能を喪失することになります。治療による侵襲を最小限にとどめ、確実な治療効果を得るために、一人ひとりの状況を踏まえ、根治性と低侵襲性のバランスを考慮して治療に当たっています。
低侵襲性を具体化する手段として、内視鏡下手術にも積極的に取り組んでいます。腹腔鏡下胆嚢摘出術を中心に大腸切除術や脾臓摘出術、癒着剥離術など行っています。腹壁に数箇所の小切開創をあけ、腹腔鏡や鉗子を挿入して行うこの手術は、通常の開腹手術と比較して創が小さい以外にも、術後腸蠕動の回復が早く、早期離床・早期退院が無理なく進められます。
| 悪性腫瘍 | 99 | 胃癌 | 18 |
|---|---|---|---|
| 大腸癌 | 44 | ||
| 肝胆膵癌 | 13 | ||
| 乳癌 | 18 | ||
| その他 | 6 | ||
| 胆嚢結石症 | 40 | ||
| 虫垂炎 | 23 | ||
| 鼠径ヘルニアなど | 35 | ||
| 肛門疾患 | 5 | ||
| 上記以外の腹腔内良性疾患 | 43 | ||
| その他 | 56 | ||
| 腹腔鏡下手術(再掲) | 33 |
|---|