実践型研修

2年間に経験する手技件数

医師として身に付けておくべき基本手技の習得には特に力を入れています。侵襲を伴う手技については、一つの手技を何段階かのステップに分けて、あなたの手技の習得度を確認しながら、最終的には独り立ちまで評価します。

特徴的なものとして、上部消化管内視鏡検査、腹部エコー検査は研修期間中に一人立ちできるように目標設定しています。いずれも基本的な検査でありcommonな疾患をより深く理解できるようになります。

初期臨床研修を終えて

トロッカー挿入の
研修風景
2008年度研修医
近藤 知雄

当院では研修医が主治医となるため検査、診断、治療など自分が責任をもって考えていかなければなりません。勿論分からない事は多々ありますが、カンファレンスの数が多く、その際に困っている点について先生方の意見を聞けるため、非常に勉強になります。

印象に残っている症例は、抗リウマチ薬内服中に発症した重症肺炎の患者さんで、腎不全も合併しており病態が複雑でしたが、指導医のバックアップを受けながら無事退院となりました。また、当科では診断そのものよりも症候から診断へ至るまでの思考プロセスを重視しており診断学の訓練として非常にいい機会となりました。

手技に関してはCVC挿入、骨髄穿刺、胸水穿刺、トローカー挿入、上部消化管内視検査など手技という手技は指導医のもと積極的にやらせていただきました。おかげさまで、3年目には1人でも自信をもって上記手技をできるようになりました。

最新の機器を駆使した実践型研修

  • 上部消化管内視鏡検査。
    モニターを確認しながら幽門部への挿入
  • 消化器内科医長
    冨田 明彦

ハイビジョン画面、拡大機能付きカメラなど最新の機器により、精緻な内視鏡検査を実施し、早期の発見・治療に努めています。

胃、大腸のほか、胆管、膵管などの治療も行なっています。また、当院では、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)も数多く実施しています。豊富な症例により、医師として実践的な力が身につけられる環境です。

チーム体制で緊急時へも機敏に対応

  • 循環器研修ではスワンガンツカテーテル
    まで一人立ちできることを目標に。
  • 循環器センター長
    阿部 秀年

慢性心疾患で通院中の患者さんはもちろん、24時間、365日、循環器疾患に関わるカテーテル手技を中心とした緊急手術、救急処置を即時行える体制をとっています。

心臓血管外科とも連携をとり、一刻を争うような緊急時への対応も迅速に行えるチーム体制を整えています。豊富な症例により、高血圧など心疾患分野の全般にも対応できる力が身につけられます。

ダイナミックな外科研修

2007年度研修医
冨田 礼花

最近、外科研修期間に実際に手術を執刀する機会は少ないと聞きます。多くの病院がポリクリの延長のような外科研修をしている中で、当院では手厚い指導の下、多くの症例で前立ちや術者をさせていただきました。

手術は見ているだけでは上達しません。将来外科を目指す人も、そうでない人にとっても大変密度の高い研修ができると思います。