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患者さん、職員のみなさん、ご協力ありがとうございました。
松本協立病院9条の会では、6月18日(月)から7月14日(土)まで病院正面玄関前で、「憲法9条を変 えることに、賛成?反対?分からない?」との問いかけでシール投票を行いました。
結果は以下のとおりです。
(内科外来 看護師 外山剛)
ある90代の女性は「自分のこどもに戦争に行かせるわけには行かないので9条改正には反対です。 」と、また、60代男性は「現在の政治全般に信頼が持てない。そんな中、9条改正などもってのほかである。」と話していました。
私は現在の政治を議論できるほどの知識はありませんが、しかし、単純に考え・思うことは、やはり9条改正は反対だということです。なぜなら、目分の子供を戦争に行かせることなどもってのほかであるし、 もし私自身が戦争に行くことになり、人を殺し、そして万が一命を落とすことがあれぱ、一番大切な家族 がどんなに悲しむことか・・・。そんな恐ろしいことになるかもしれない憲法改正自体が恐ろしく感じます。
しかし今現在、世界のいたるところで戦争が行われ、多くの命が奪われていることを、日本にいる私は日頃考えてはいません。そんな中で偉そうに9条反対と言っている自分も何となく情けなく感じる部分もあ ります。 しかし、日本に住む国民として、自らの意志をもち言葉にできるようにしておくことは大切だと考えます。
(医事諌 岩波麻田美)
シール投票期間中に、患者さんとお話しする機会がありました。ある患者さんにシール投票のご説明をさせていただいた瞬間、「私は戦争に行った。もうあんな思いはしたくないし、若い人たちにもさせたくない。9条を変えるのは断固反対!」と、待合室に響き渡る大きな声でおっしゃり、また他の患者さんにも 戦争の悲惨さを語られていたのが非常に印象的です。世界に誇れる9条。何もしなけれぱ悪い方向に進みかねない情勢です。常に関心を持ち続け、学習し行動することが大切だと思います。
(2西病棟看護師 大澤拓)
先日、病院の玄関で行われた憲法9条のシール投票の呼ぴかけに参加しました。出入りする方や受付で待っておられる方に声を掛けさせていただくと、みんな真剣に耳を傾けて下さり、色々な意見を聞くこ とができ、非常に自分にとっても有意義な活動になりました。 「もう変えるぺぎだよ」という方と、「そうかもしれないけど変え方が問題だよね」という方とで議論が始まったり、「反対!」と親御さんとシールを貼っていく小学生がいたり。 護憲派の方から、「いつもこういう活動は『変えるのに反対』とかネガティブなイメージがあるので『守るのに賛成』という表現にしてみては」という意見を頂いたときは、確かに表現の仕力は大切だと気づかされました。 「まだ勉強不足でよくわからないから」と「わからない」に投票される方も多く、これから実際に2010年に国民投票法が発効するまでに、みんなで考える機会を増やして、みんながただ何となく「賛成/反対」ではなく、しっかり考えて自分の意見を持つことが重要だと感じました。
松本協立病院9条の会より
いま、日本国憲法、とりわけ9条の価値は、世界の様々な立場の人から高く評価されています。
アメリカ・ペンシルバ二ア州リンカーン大学のディフィリッポ教授は、「9条の存在によって、日本が60年以上、国際的な軍事紛争に巻き込まれなかったこと、そして日本が核軍縮を進めてきたことには象徴的な関係があります(中略)9条を守って行こうとする私たちにとっては、これからが正念場です」(マガジン9 条より)。
これまでの心情的に「9条を守りたい」と願う時期から、「なぜ9条が必要か」をもっと深く、具体的に考える時期にきています。「なぜ」を考え知った上で、1人ひとりがもう一度9条を選び守り続けること、それが国民投票法の施行される3年後に私たちがとるべき行動です。 そして、そこに行き着くまでの3年間という時間がか「なぜ」を1人でも多くの日本人と、そして多くの世界の人たちと話し合い、学ぴあうことに費やすべき、貴重な限られた時間なのです。
発行元:松本協立病院9条の会