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核兵器廃絶を願う世論と運動はいま、世界で大きな流れとなり、とりわけ被爆60周年の今年を核兵器廃絶の転機にしようと、様々な共同の取り組みか広かっています。そんな中、第7回NPT再検討会議か5月2日から国連本部で開催されるにあたり、日本原水協要請代表団として全国から830人がニューヨークに集結、全日本民医連としても91名が派遣されました。長野県からは7名の代表、うち長野県民医連からは2名です。そのうちの一人、私、医事課の日高がみなさんの代表として派遣されましたので、簡単に報告したいと思います。
マンハッタンのビジネス街で実施した『いま、核兵器の廃絶を』の国際署名行動。不安いっぱいでしたが、原水協の旗や被爆者の絵、日本語ののぽりで道行く人の注目を集めました。署名してくれた方には持参した折り鶴やメッセージ付きの栞などをプレゼント。初めての海外での署名。つたない英語で会話しながら、いや言葉が通じなかったからこそ平和への思いというその一点で共感できたことが本当に嬉しかったです。
4万3千人が集ったピースパレードにも参加しました。楽器を持ったアメリカ人グループに太鼓を渡され熱演しながらの行進。様々な団体が各々のチラシやポスター、プラカードを持ち、それがまたカラフルでとてもオシャレなんです。日本のデモとは華やかさや発する空気感が違いました。平和のアピールという点では一致しているのですが、表出の仕方か非常にバラエティに富んでいます。観ているだけでも楽しめ、二階建てバスの上から、歩道橋の上から、店の中から、たくさんの通行人が笑顔で応援してくれました。町全体を、このデモを応援してくれているという雰囲気が包んでいたように感じました。
再検討会議の結果は、国際情勢としては非常に厳しい状況です。いつの時代も、核廃絶に反する大きな策動があります。しかし一方では核廃絶を目指す人民の動きがあります。そもそもNPTができた背景にも軍事大国の核競争を危ぶむ国際世論が寄与しています。世界各地から平和をアピールする為に集った人々と交流する中で、核兵器完全廃絶、世界平和への熱い思いが、人種や国籍を超えて間違いなく存在していることを体全体で感じました。