医学生《病院見学・実習》

医学生の病院見学・実習を随時受け入れています。

5、6年生の卒後臨床研修を意識した見学・実習はもちろん、低学年も医療現場に触れることができるプログラムを用意しています。総合診療科をはじめ、各科を中心とした実習、地域医療実習、またコメディカルを中心とした他職種実習なども可能です。

対象学年 1~6年生 ※高校生・予備校生は1日医師体験を実施しています。
受入日 平日 土日祝、盆休み、年末年始は受け入れしていません。
受入期間 1日~数日間 ご希望に応じて対応しますのでご相談ください。
県外大学からの臨床学外実習、クリニカルクラークシップの受け入れも行っています。
持ち物 白衣・名札 お持ちでない方には貸出します。
費用 交通費、宿泊費補助あり 院内規程によります。お問い合わせください。
申込方法 こちらのお申込みフォームからお申込ください。
医局事務 研修・医学生担当 

主な実習内容

  • 各診療科での実習
    総合診療科 循環器内科 消化器内科 呼吸器内科 腎透析糖尿病科 外科 心臓血管外科 小児科 放射線科
  • 手術、検査など
    手術見学(主に消化器・乳腺・心臓) 内視鏡検査・処置(ESD、ERHSEなど)見学 心臓カテーテル検査・処置(アブレーション、PCIなど)見学
  • 地域医療
    診療所での外来実習 往診 訪問看護 など
  • 夜間救急・当直体験実習
  • 他職種(コメディカル)実習
    看護師 医療ソーシャルワーカー 介護士 検査技師 放射線技師 理学療法士 作業療法士 管理栄養士 調理師など

総合診療科コース

~初期研修医と患者さんを受け持ち、疾患についてのアプローチ方法を学びます。
総合診療科を中心とした当院の研修を体験できます~

市中病院の総合診療科にはどのような患者さんが来られるのでしょうか?総合診療科スケジュールでは、その一端を垣間見ることができます。実際に外来に初診で来院された患者さん、またはまだ診断のついていない入院患者さんを研修医と受け持ち、病歴聴取、身体所見、鑑別診断、検査オーダーまで行います。午後のカンファレンスで症例を報告し、今後の治療について考えます。※対象学年は5年生以上です。

医局朝礼  
午前 患者さんの受け持ち・診察 研修医とともに、外来に初診で来られた患者さん or まだ診断のついていない入院患者さんを受け持ちます。
ランチタイム勉強会 ランチタイムに指導医・研修医と一緒にDVDを使った症例学習をします。
午後 希望科の見学 総合診療科以外の見学希望の科を回ります。
病棟回診
カンファレンス
研修医の受け持ち患者さんを中心に病棟回診を行います。
カンファレンスでは午前中に受け持った患者さんの症例を振り返ります。診断に至るまでの思考過程を重視した学生参加型のカンファレンスです。
  • 外来の患者さんを受け持ちます。
  • 総合診療科カンファレンス。他科の医師も参加し、学び合います。

学生さんへメッセージ

総合診療科医長
鈴木 順

当院は地域の患者さま、医療機関のニーズに応えられる『病院総合医』、家庭医と病院総合医が融合した『病院家庭医』を目指しています。診断したらすぐに「他科にまわす」総合診療科ではありません。重度の症例も他科と連携しながら診断から治療までかなりの部分を経験することができます。大学病院をはじめ近隣の病院との連携も活発です。ぜひ一緒にやりましょう。

循環器センターコース

~24時間365日、循環器疾患に関わる緊急手術・処置を即座に行う体制を整えており、循環器チーム医療を学ぶことができます~

循環器内科では、虚血性心疾患をはじめ、不整脈、心不全、末梢血管病などあらゆる心臓・血管の病気に迅速に対応しています。最新の心臓カテーテル装置2台がフル稼働し、「最善の治療」「患者さんの心身の負担を軽減し、安心・信頼・確実な医療」を目指します。心臓血管外科では1991年の開設以来、3000例以上の手術実績があります。
心臓カテーテル検査、心臓血管外科の手術を間近で見学してみてください。

  • 心臓カテーテル検査見学の様子(右が医学生)

学生さんへメッセージ

循環器内科医長
阿部 秀年

当院の循環器内科は、長年この地域で中心的な存在として発展してきました。多くの症例に携わる中で、医師だけでなく熟練したコメディカルとともにチームとしての結束が強いのが特徴です。大規模な病院と違い、小回りが利くため、様々な経験ができます。ぜひ一度、見学にお越しください。

外科コース

~手術見学のみにとどまらない術前、術後まで考慮した外科医療をトータルで体験できます~

一人の患者さんを術前カンファレンス、術後のフォローアップまで通して見ることによって、患者さんの不安・痛みを受け止め対応する外科医療をトータルで体験できます。手術だけではなく、患者さんの術後の経過や在宅復帰を一緒に考えてみませんか?
希望する方には縫合練習もできます。

  • 縫合練習の様子

学生さんへメッセージ

外科医長
佐野 達夫

実際に来た際には、手術現場だけでなく、患者さんの病状から術後の経過、退院後の生活まで一緒に考えてみましょう。
手術は毎週火、水、木、金に行っています。(開始時間、所要時間は異なります。)
術前カンファレンスは毎週木曜朝、術後フォローも基本的に夕方に行いますので、長期休みだけでなく授業がある平日でも無理なく参加できます。

小児科コース

~急性期疾患への対応と、慢性疾患の継続的な治療、発達障害やこころの相談室…様々な角度から小児科にアプローチします~

かぜなどの急性疾患や喘息・てんかんなどの慢性疾患の治療や、ADHD(注意欠陥/多動性傷害)や自閉症などの発達障害、不登校や心身症などの心の問題が体の状態に大きく関わるような病態などにも重点的に対応しています。
見学では、看護師とともに実際に問診をとり、その後、医師の診察を聞きます。問診で聞き足りなかった内容、聞き方や対応の仕方を学びます。また、発達障害やこころの相談室の見学もできます。

  • 看護師とともに問診を聞きます。
  • 問診をした患者さんの診察を見学します。

地域医療コース

~往診、訪問看護から患者さんの生活背景、関わり方を学びます~

「住み慣れた自分の家で療養生活を送りたい」、「自宅の畳の上で、家族と一緒に穏やかな最期を迎えたい・・・」 多くの患者さんがもつ願いです。往診や訪問看護を体験することで、患者さんの自宅での生活、家族の関わりなど、病棟の中だけでは学べない、患者さんの生活背景や、家族との関わりを学べます。

他職種コース

~他職種を知ることから、チーム医療を学びます~

他の職種の仕事内容は?どんな思いで仕事をしているんだろう…?
一人の患者さんを笑顔にするためにはたくさんの職種の協力とチームワークが必要です。そのためには将来リーダーとなる医師が他職種の仕事や思いを知ることが大切です。
訪問看護同行、医療相談員さんと悩みを聞く、栄養科・調理科で作られた病院食を食べてみる・・・体験の内容は様々です。
体験を通してチーム医療を学びましょう。