厚生労働省臨床研修指定病院/日本医療機能評価機構認定病院

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連携室だより

松本協立病院地域医療福祉連携室

バックナンバーです。診療体制等、現在のものとは異なる場合があります。

[No.14] 呼吸器内科のご紹介

2005/09

秋の気配が感じられる頃となりました。日頃当院にご支援を賜り誠にありがとうございます。今回は呼吸器内科のご紹介をさせていただきます。

 

当院呼吸器科は1994年10月に開設をして今年で11年目となります。2003年7月には睡眠センターを開設いたしました。また、2004年10月に日本呼吸器学会認定施設となりました。

医師紹介

江田医師

renkei_no14_01.jpg 研修先 信州大学内科第1講座
専門医

認定内科専門医
呼吸器学会指導医
呼吸器内視鏡学会専門医
循環器専門医

八重樫医師

renkei_no14-02.jpg 研修先 国立国際医療センター
信州大学内科第1講座
代々木睡眠クリニック
専門医 認定内科医
睡眠学会認定医

折井医師

renkei_no14-03.jpg 研修先 国立がんセンター
複十字病院呼吸器科
虎ノ門病院呼吸器科
専門医 認定内科医
呼吸器学会専門医

浅見医師

renkei_no14-05.jpg 研修先 (現在)国立病院機構近畿中央胸部疾患センターで、呼吸器疾患の研修中。

呼吸器科の診療の現状
喘息600名 在宅酸素130名 塵肺50名

近隣の先生方からご紹介の重症患者・喘息発作への対応を行ってまいりました。喘息患者様は600名以上、在宅酸素療法患者様はCOPD・間質性肺疾患を中心に130名以上診療しております。経鼻非侵襲的人工呼吸(NPPV)は、急性期・慢性期の症例を多数施行しております。塵肺・労災は折井医師を中心に50名以上を管理しております。気管支鏡検査・処置は、2004年度は120例強施行し、BAL(気管支肺胞洗浄) 、TBLB(経気管支肺生検)、TBNA(経気管支針吸引細胞診)、喀血の止血術(止血バルーン・アルゴンプラズマ)など施行しております。今後は気道の超音波検査(EBUS)も導入してまいります。残気量や肺拡散能の測定できる精密肺機能検査装置があり年間200例弱施行しておりますのでご紹介ください。なおヘリカルCTを迅速に施行しておりますのでお気軽にご紹介ください。
睡眠センター開設後、八重樫医師が睡眠呼吸障害の診断治療を行い、CPAP患者様も130名以上となっております。

病棟診療のご紹介
高度医療機関との連携重視

  • 呼吸器と総合診療科45床で運営しております。看護チームもよりよい呼吸器医療をめざし研鑽に努めております。高齢の患者様が多く重介護ですが、ADLアップに努力しております。
  • 治療別、疾患別にHOT、BA、胃瘻造設、気管支鏡検査、NPPV、気胸、間質性肺炎・肺線維症、肺炎(市中肺炎)、COPDなどのクリティカルパスを作成し、患者様のニーズに応えながら、患者さまに疾患の学習をしていただき治療を進めています。
  • スタッフ教育:外部講師によります呼吸器リハの講義等を定期的に受け、看護中心に計画し学習を重ねています。
  • 呼吸器リハ:年間430件施行しています。リハビリのプログラムに添って行っています。嚥下・摂食をVFで評価し、患者様の栄養法を決定し、誤嚥性肺炎の予防に努めています。
  • 高度医療機関との連携を重視しています。縦隔腫瘍・肺癌・気胸・抗酸菌感染症などは信大病院・中信松本病院と連携、核医学検査は近隣病院に精査をお願いしています。逆に病状が進行された患者様・緩和医療・重介護・長期人工呼吸症例等を受け入れています。
  • 病棟運営の中では、在宅調整会議を重視し、福祉・介護分野と十分調整して退院の決定を行っております。
  • 緩和ケアには、"緩和ケア病棟"を見学し看護に生かしてきました。
  • さまざまな疾患を合併されるのが患者様ですので、他科・他院の先生方とも相談し、ご教示・ご治療頂いています。病状が安定しましたら地域の先生がたにご加療をお願いしています。

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外来・在宅医療のご紹介
外来で化学療法も

  • 睡眠外来(八重樫医師)、塵肺(折井医師)等、疾患別外来のほか、喘息・肺気腫・間質性肺疾患・悪性疾患などの診療をおこなっております。今後はアスベストの問題にも取り組みます。
  • 地域連携:年間約400例の紹介をいただいております。さらにご紹介いただけますよう、病診連携を深めてまいります。
  • 患者会活動としまして、在宅酸素療法(あやめ会)・気管支喘息(いぶき会)・塵肺(さくら会)があり、職員と患者役員で準備し、半年ごとに学習会・交流会を行っています。患者さまに私達が育てて頂いております。
  • 肺がん患者さまに、外来化学療法を施行しております。今後患者さまの増加が予想されますので環境整備・スタッフ養成に努めます。
  • 往診・訪問看護で、在宅酸素療法患者さまや在宅人工呼吸患者さまの療養を支援しております。今後一層力を入れてまいります。

 


以上、当科の現状を簡単に報告させていただきました。

私どもは、地域の病院・医院の先生方と、いつも協力してお教え頂きながら、患者様と一緒に医療の道を、一歩一歩、歩んでいく決意でおります。未熟ですがどうかご指導よろしくお願いいたします。

江田清一郎(呼吸器科医長) 

 

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