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1.
フィブリノゲン製剤は1964年に製造承認され、C型肝炎ウィルスの不活性化処理が十分にされるようになった1994年まで30年間にわたって出血を止めるための薬として主に外科や産婦人科などで使用されてきました。しかしそれが原因でC型肝炎ウィルスに感染し、慢性肝炎、肝硬変、肝癌になる方がいることもわかり社会問題となっています。厚生省(当時)と製薬企業を相手に、「肝炎が発生する危険性があることを十分予測できたのにその危険性を警告せず、フィブリノゲン製剤の承認、製造、販売を行ったことの責任を問う」旨の裁判(薬害肝炎訴訟)も進行中です。
2.
重要なことは、過去にフィブリノゲン製剤が使用された方にはC型肝炎ウィルスに感染している可能性があるということです。これらの事態をうけて松本協立病院は、患者の皆様に当病院における使用状況と対処について公表することに致しました。
3.
製造販売元の報告によりますと、「記録データが古いため正確なものであるとの保障はできないが、1988年に4本のフィブリノゲン製剤が松本協立病院に納入されたことを示す納入実績記録がある。」とのことです。当時、国内でフィブリノゲン製剤は主として外科や婦人科の出血に対して使われていましたが、1988年は外科開設以前であることから、大量出血を伴う内科的疾患に使用された可能性が考えられます。
4.
投与された方を特定することが最良の対応ではありますが、すでにカルテ保存期間を過ぎていることからカルテからの特定は困難であり、医師からの聞き取り調査でも、特定できませんでした。
5.
1988年に大量の出血、あるいは血がとまらないために、松本協立病院で治療を受けた経験をお持ちの方はお申し出下さるようお勧めいたします。
6.
お問い合わせ先は、以下のとおりです。
松本協立病院 事務長 三村
電話 35-5333
メールでのお問い合わせはこちらから
2004年8月1日 松本協立病院 院長 具志堅進
先般、厚生労働省はその責任を認め、患者救済を決めました。そしてあらためて、フィブリノゲン製剤を使用した可能性のある方にC型肝炎ウィルス検査を受けるように案内しています。
厚生労働省の案内にもとづき、当院で使用された可能性のある方は、お申し出くださるよう、あらためてお勧めいたします。
お問い合わせ先
松本協立病院 事務長 三村
電話 35-5333
メールでのお問い合わせはこちらから
2008年2月1日 松本協立病院 院長 具志堅進

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