循環器内科

最新情報

特徴

24時間、365日、循環器疾患に関わる緊急手術・処置を即時行う体制を整えています。

信頼・熟練の24時間対応

虚血性心疾患(狭心症、急性心筋梗塞)をはじめ不整脈、心不全、末梢血管病など、あらゆる心臓・血管の病気に24時間・365日、迅速に対応いたします。 特に虚血性心疾患に対する冠動脈形成術・ステント治療・ローターブレーター治療、不整脈に対するカテーテル治療・ペースメーカー埋め込み・植え込み型除細動器治療に積極的に取り組んでいます。

これらのために最新の心臓カテーテル装置が2台、フル稼働しています。目指しているのは、「最善の医療」「患者さんの心身の負担を軽減し、安心・信頼・確実な医療」です。

循環器内科手術風景イメージ

MDCT(64列)のご案内

2008年12月より冠動脈まで描出可能なCTを導入しました。操作するのは熟練した専門技師です。カテーテル検査と比べて患者さんの負担が軽く、冠動脈が狭くなったり、石灰化したところを観察することが可能です。「カテーテル検査は怖い」という方や、健診の二次精査、ステントやバイパスグラフトの術後確認などに有用です。検査のみのご紹介も承ります。

冠動脈まで描出可能なCTを導入

カテーテルアブレーション

当院では動悸や胸部不快感を伴う不整脈を有する患者さんに対してカテーテル心筋焼灼術をおこなっております。心筋を焼灼する技術には、大きく分けて、「高周波による焼灼」と「凍結凝固による焼灼」がありますが、当院では患者さんの心臓の構造やリスクに合わせてどちらの治療も行うことができる体制を整えています。また、安全で患者さんの身体に負担がかからないような治療を行うために、最新鋭の画像ガイドシステムを準備しています。

心臓リハビリテーション

心臓に負担がかかっている状態(心不全)を改善させる方法として、運動療法が最近注目されています。患者さんの日常の活動を維持するためには、足腰の筋肉がしっかりしていることが重要です。これらを増強もしくは維持することによって、心臓の負担を減らして長寿命を目指そう、というのがこの治療の狙いです。まずは、心肺運動負荷試験を行い患者さんの運動能力を評価し、どのような運動治療が適切か、専門家が判断し治療を行っています。

2018年 2019年 2020年
サイクルエルゴメーターによる心肺機能検査(CPX) 308 825 686
心大血管疾患リハビリテーション/単位数 17547 29571 30069

循環器疾患に対する在宅酸素療法(HOT)・陽圧呼吸療法(ASV・C-PAP)

循環器疾患には呼吸の異常が合併することがとても多いといわれています。夜間に呼吸が乱れたり、止まったりする病気を改善させることによって心臓の機能が改善するということが広く知られるようになり、当院も循環器病を有する患者さんに対して、積極的に陽圧治療を導入しています。当院では日中のみに行う治療のみならず、夜間の病気にも注目し、さまざまな治療アプローチを駆使し、心臓病に立ち向かっています。

在宅酸素療法・陽圧呼吸療法の導入数(病院全体)

2018年 2019年 2020年
HOT 81 82 61
ASV 20 23 22
CPAP 94 176 255

C-PAP療法と睡眠時無呼吸症候群についてはこちらもご覧ください。

植込み型デバイス 遠隔モニタリング

ペースメーカやICD、CRT-Dなどの植込み型デバイスの情報を、受診することなく当院で確認する事が可能になります。不整脈や心臓デバイスに異常が生じた場合には当院へ情報が通知され、早期介入が可能となります。

※症状急変に対して対応できるものではありません。お体の具合が悪い時は、病院にご相談ください。

2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
遠隔モニタリング管理件数 223 240 338 527 803 1343

外来

平日は毎日、土曜日午前中も循環器内科医師が外来に出ています。心臓の病気について日頃からお悩みの方、お気軽にご相談、ご来院ください。

医療機関の皆さまからのご紹介、ご相談についてはこちら。

循環器医師の研修施設として

現在、細分化し、それぞれが高度化しつつある循環器疾患への対応および治療に対し、循環器専門医も不足しています。当科では、指導医とともに直接現場に接しながら、技能、経験を積み重ねてゆく充実した研修が可能です。初期臨床研修、後期研修、専門研修を受け入れています。将来、循環器を希望する医師・学生の皆さん、ぜひ一度見学にお出でください。随時受け付けています。
また、私たちと一緒に診療を担っていただける循環器医師も募集しています。

医学研究実施のお知らせ

実績

心臓カテーテル検査・治療

2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
心臓カテーテル検査(CAG) 417 412 443 415 431 409
経皮的冠動脈インターベンション(PCI) 259 267 340 249 290 240
経皮的末梢血管インターベンション(PPI) 67 53 44 41 39 40
カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション) 45 54 58 129 125 203
大動脈内バルーンパンピング(IABP) 8 3 8 3 11 6
ペースメーカー移植/交換術(PMI) 90 92 77 82 65 85
 (うちリードレスペースメーカー) (-) (-) (-) (1) (2) (5)
植込み型除細動器移植/交換術(ICD) 10 10 18 6 16 10
 (うちS-ICD) (-) (-) (-) (1) (1) (2)
両室ペーシング機能付き植込み型除細動器移植/交換術(CRT-D) 2 4 4 4 9 8
両心室ペースメーカー移植/交換術(CRT-P) 2 - - 2 5 7

学術業績

雑誌掲載論文

  • Wakabayashi Y, Kobayashi M, Ichikawa T, Koyama T, Abe H:
    Clinical utility of CorVue intrathoracic impedance alert with device-measured physical activity in predicting heart failure events.
    Heart Vessels 2021; 36:1166–1174.
  • Wakabayashi Y, Koyama T, Kurihara K, Kobayashi M, Ichikawa T, Abe H:
    Increased respiratory disturbance index measured using an advanced device algorithm is associated with heart failure development.
    Heart Vessels 2020; 35:817–824.
  • Wakabayashi Y, Kobayashi M, Ichikawa T, Koyama T, Abe H:
    Manifest entrainment with a postpacing interval equal to the tachycardia cycle length during atrial tachycardia: What is the mechanism?
    J Cardiovasc Electrophysiol 2020; 31:1550–1552.
  • Koyama T, Kobayashi M, Ichikawa T, Wakabayashi Y, Abe H.
    Technology Applications of Capnography Waveform Analytics for Evaluation of Heart Failure Severity.【心不全重症度の評価のための呼気二酸化炭素波形解析の技術応用】
    J Cardiovasc Transl Res. 2020;13(6):1044-1054.
  • Koyama T, Kobayashi M, Ichikawa T, Wakabayashi Y, Abe H.
    Application of Capnography Waveform Analyses for Evaluation of Recovery Process in a Patient with Heart Failure: A Case Report.【心不全回復期評価のための呼気二酸化炭素波形解析の応用(症例報告)】
    Archives of Clinical and Medical Case Reports 4 (2020): 779-787.
  • Koyama T, Kobayashi M, Ichikawa T, Wakabayashi Y, Toma D, Abe H.
    Laryngeal mask versus facemask in the respiratory management during catheter ablation.【カテーテルアブレーション中の呼吸管理におけるラリンジアルマスクとフェイスマスク管理の違い】
    BMC Anesthesiol. 2020;20(1):9.
  • Yajima Y, Koyama T, Kobayashi M, Ichikawa T, Hoshino S, Abe H.
    Continuous Positive Airway Pressure Therapy Improves Heterogeneity of R-R intervals in a Patient with Obstructive Sleep Apnea Syndrome.【CPAP治療は睡眠時無呼吸症候群患者のRR間隔のばらつきを改善する】
    Intern Med. 2019;58(9):1279-1282.
  • Koyama T, Kobayashi M, Ichikawa T, Wakabayashi T, Abe H.
    An application of pacemaker respiratory monitoring system for the prediction of heart failure.【心不全発症の予期に対するペースメーカー呼吸モニタリングの応用】
    Respir Med Case Rep. 2019;26:273-275.
  • Takagawa J, Asanoi H, Tobushi T, Kumagai N, Kadokami T, Dohi K, Joho S, Wada O, Koyama T, Haruki N, Ando SI, Momomura SI; PROST Investigators.【慢性心不全悪化からの回復期における呼吸不安定性に対関する、他施設前向き研究】
    Multicenter, Prospective Study on Respiratory Stability During Recovery From Deterioration of Chronic Heart Failure.
    Circ J. 2018;83(1):164-173.
  • 「肘部上腕動脈からのアプローチを用いた鼠経部動脈狭窄への経皮的血管形成術の経験」『心臓』2006年8月号
  • 「当院における6Fr 血栓吸引 device T-VACの急性心筋梗塞への効果」『Japanese Journal of Cardiovascular Catheter Therapeutics』2006年4月号
  • 「当院における6Fr Thrombuster による血栓吸引療法の効果」『Japanese Journal of Cardiovascular Catheter Therapeutics』2005年3月号
  • 「急性冠症候群に対する末梢保護システム(PercuSurge)の使用経験とその問題点」『Japanese Journal of Cardiovascular Catheter Therapeutics』2003年3月号
  • 「DDD植え込み後にICD植え込みを必要とした2症例の検討」」『心臓』2001年33巻3号
  • 「当院における植え込み型除細動器の植え込みの検討」『セラピューティック・リサーチ』2001年 22巻 9号

学会発表

  • 「Aortic Valvee Replacemeny Using Antegrade Selective Cerebral Perfusion for Porcelain Aorta Related to Mediastinal Radiation」The 16th Asian Pacific Congress of Cardiology(2007年12月)
  • 「Clinical Significance of Sleep-disordered Breathing (SDB) in a Large Population of Japanese Patients: Efficacy of CPAP Therapy in SDB-associated Arrhythmias」American Heart Association Scientific Sessions 2007(2007年11月)
  • 「cypher植え込み後にpositive remoderingを来した症例」第31回 日本心血管インターベンション学会関東甲信越地方会(2007年10月)
  • 「Clinical Significance of Sleep Apnea Syndrome in a Large Population of Japanese Patients」第71回日本循環器学会総会・学術集会(2007年3月)
  • 「Prevention of tachy-and brady-arrhythmia by CPAP therapy in patients with Sleep Apnea Syndrome」第21回日本不整脈学会学術大会(2006年7月)
  • 「循環器疾患患者のPSG結果と睡眠時発生の不整脈へのCPAPの抑制効果」日本睡眠学会第31回定期学術集会(2006年6月)
  • 「Relationship Between Sleep Apnea Syndrome and Cardiovascular Disorders in a Large Population of Japanese Patients」第70回日本循環器学会総会・学術集会(2006年3月)
  • 「Continuous Positive Airway Pressure Therapy Prevents Arrhythmias in Patients With Sleep Apnea Syndrome」American Heart Association Scientific Sessions 2005 (2005年11月)
  • 「Relationship Between Sleep Apnea Syndrome and Arrhythmias : Effect of CPAP Therapy」第69回日本循環器学会総会・学術集会(2005年3月)

医師紹介

阿部 秀年

阿部 秀年(あべ ひでとし)

副院長 循環器センター長 心臓カテーテル室長

所属学会

  • 日本内科学会 (認定医) 
  • 日本循環器学会 (専門医) 
  • 日本心血管インターベンション治療学会(指導医)
  • 日本不整脈心電学会(ICD,CRT植込み認定)
  • 日本睡眠学会
  • 信州医学会
  • 医学博士(信州大学)
  • 臨床研修指導医

小山 崇

小山 崇(こやま たかし)

副院長 循環器内科診療部長 病棟診療部長

所属学会

  • 日本内科学会 (総合内科専門医) 
  • 日本循環器学会(専門医) 
  • 日本不整脈心電学会(専門医,ICD,CRT植込み認定)
  • 日本心臓病学会(FJCC会員) 
  • 日本睡眠学会
  • 医学博士(秋田大学)

小林 正経

小林 正経(こばやし まさのり)

所属学会

  • 日本内科学会(認定医)
  • 日本循環器学会(専門医)
  • 日本心血管インターベンション治療学会
  • 日本不整脈心電学会
  • 臨床研修指導医

病院広報誌:
2020年PLUS 第27号(夏号) 特集:気を付けたい心臓・血管の病気について。

若林 靖史

若林 靖史(わかばやし やすし)

所属学会

  • 日本循環器学会(専門医) 
  • 日本不整脈心電学会(専門医)
  • 日本内科学会(総合内科専門医)
  • 心血管インターベンション学会(認定医)

市川 智英

市川 智英(いちかわ ともひで)

所属学会

  • 日本循環器学会 (専門医)
  • 日本不整脈心電学会(専門医)
  • 日本内科学会(総合内科専門医)
  • 日本登山医学会 (国際認定山岳医)
  • 医学博士(藤田保健衛生大学)