令和6年度 松本協立 病院指標OUTLINE 2025年9月30日
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
- リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
- 血液培養2セット実施率
- 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
- 転倒・転落発生率
- 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
- 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
- d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
- 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
- 身体的拘束の実施率
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 70 | 35 | 33 | 50 | 97 | 235 | 397 | 816 | 953 | 394 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900x0 | 心不全 | 15 | 9 | 17.33 | 0 | 77.47 | |
050030xx03000x | 急性心筋梗塞(再発性含む) | 11 | 8.45 | 11.37 | 0 | 75.09 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | – | – | 20.78 | – | – | |
050050xx0200xx | 狭心症(カテーテル治療実施) | – | – | 4.18 | – | – | |
060340xx03x00x | 胆管結石、胆管炎 | – | – | 8.88 | – | – |
【表示している定義】
・診療科が変わる場合や一連の入院で複数の治療があった場合において、医療資源を最も投入した傷病の担当医が所属する診療科で集計しています。
・転院率は、表示されてた疾患以外の他疾患による転院した数字も含まれています。
【説明】
・内科は、どの専門科の疾患かわからない、原因不明の徴候・症状に対して的確な診断を行い、診療科にとらわれない疾患の治療をしています。
・高齢者に発症、再発がよく見られる疾患でもある心不全、肺炎、尿路感染症が上位となっています。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、患者数、平均在院日数(自院)、転院率、平均年齢を-(ハイフン)表示にしています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040100xxxxx00x | 喘息 | 10 | 3.5 | 6.38 | 0 | 4.9 | |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 | – | – | 6.98 | – | – | |
0400801199x0xx | 肺炎等(1歳以上15歳未満) | – | – | 5.61 | – | – | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | – | – | 10.26 | – | – | |
150070x0xx01xx | 川崎病(2歳以上) | – | – | 9.72 | – | – |
【表示している定義】
・小児全般の疾患を診療し、外来では予防接種も行っています。
・一般診療所からの紹介入院も受け入れています。緊急時には、近隣のこども病院や大学病院と連携し対応できるようにしています。
【説明】
・かぜなどの急性疾患や喘息やてんかんなどの慢性疾患の継続的な治療、入院が必要になった肺炎や胃腸炎等の治療をしています。
・ADHDや自閉症などの発達障害、不登校や心身症など心の問題が体の状態に大きく関わるような病態の相談や治療をしています。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、患者数、平均在院日数(自院)、転院率、平均年齢を-(ハイフン)表示にしています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) | 37 | 4.46 | 4.54 | 0 | 70.97 | |
060241xx97xxxx | 痔核 | 31 | 5.61 | 5.38 | 0 | 54.77 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 | 30 | 9.67 | 9.08 | 0 | 74.1 | |
060335xx0200xx | 胆嚢炎等 | 23 | 17.13 | 7.05 | 0 | 71.65 | |
060035xx0100xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 | 22 | 17.64 | 14.81 | 0 | 73.45 |
【説明】
・外科では、消化器癌や乳癌を中心とする悪性腫瘍、虫垂炎や胆嚢炎、腸閉塞、鼠経ヘルニアなどに対して手術を中心に薬物療法など集学的に実施しています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050080xx0101xx | 弁膜症(MICS/開胸弁手術実施) | 44 | 14.45 | 20.84 | 4.55 | 70.11 | |
050070xx01x1xx | 頻脈性不整脈 | 39 | 9 | 13.96 | 2.56 | 75.69 | |
050080xx02010x | 弁膜症(経カテーテル弁置換術実施) | 27 | 8.3 | 14.74 | 7.41 | 84.33 | |
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 | 16 | 1.63 | 2.66 | 0 | 69.75 | |
050163xx03x0xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 | 14 | 5.57 | 10.18 | 0 | 78.21 |
【表示している定義】
・転院率は、表示されてた疾患以外の他疾患による転院した数字も含まれています。
【説明】
・虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス手術(心臓の動きを止めない心拍動下冠動脈バイパス術)、心臓弁膜症に対する3D内視鏡の弁形成術、弁置換術、大動脈瘤に対するステントグラフト手術、下肢静脈瘤の接着剤治療をしています。
・MICS(低侵襲心臓手術・小切開心臓手術)では、胸骨を切らないため正中切開に比べ胸骨感染のリスクや運動制限もほとんどなく、早期退院、早期社会復帰が可能になります。
・術後のリハビリをきちんと実施し早期回復を心がけて入院期間を減らしています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060241xx97xxxx | 痔核 | 62 | 5.39 | 5.38 | 0 | 56.32 | |
060235xx97xxxx | 痔瘻 | – | – | 5.55 | – | – | |
060220xx97xxxx | 直腸脱、肛門脱 | – | – | 8.93 | – | – | |
060230xx97xxxx | 肛門周囲膿瘍 | – | – | 8.20 | – | – | |
060260xx97xxxx | 裂肛、肛門狭窄 | – | – | 7.11 | – | – |
【説明】
・肛門科は、「恥ずかしい」と診療を躊躇しがちですが、女性医師も診察することでお悩みにお答えできるよう治療をしています。
・内外痔核(いぼ痔)・裂肛(きれ痔)・痔瘻などのいわゆる痔疾患、癌、ポリープ、潰瘍、便秘・下痢などの排便異常、などの疾患を主に薬物療法や手術治療を行っています。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、患者数、平均在院日数(自院)、転院率、平均年齢を-(ハイフン)表示にしています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 18 | 24.28 | 16.40 | 0 | 81.28 | |
040110xxxx00xx | 間質性肺炎 | 15 | 20.93 | 18.68 | 6.67 | 78.6 | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 | – | – | 13.41 | – | – | |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍(化学療法実施) | – | – | 8.16 | – | – | |
040100xxxxx00x | 喘息 | – | – | 6.38 | – | – |
【表示している定義】
・転院率は、表示されてた疾患以外の他疾患による転院した数字も含まれています。
【説明】
・肺癌、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、びまん性肺疾患(間質性肺炎)、気管支喘息、など呼吸器疾患の検査や治療をしています。
・現在、呼吸器分野で多い疾患を高度医療機関とも連携して、最善の治療ができますよう努力しております。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、患者数、平均在院日数(自院)、転院率、平均年齢を-(ハイフン)表示にしています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050070xx03x0xx | 頻脈性不整脈 | 230 | 4.31 | 4.47 | 0 | 72.44 | |
050050xx0200xx | 狭心症(カテーテル治療実施) | 155 | 3.5 | 4.18 | 0 | 72.74 | |
050130xx9900x0 | 心不全 | 125 | 19.18 | 17.33 | 0.8 | 85.26 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 | 100 | 6.29 | 9.59 | 2 | 78.36 | |
050050xx9920xx | 狭心症(カテーテル検査実施) | 49 | 2 | 3.27 | 0 | 72.69 |
【表示している定義】
・転院率は、表示されてた疾患以外の他疾患による転院した数字も含まれています。
【説明】
・不整脈、虚血性疾患(狭心症、心筋梗塞)、下肢静脈瘤、心不全など循環器全般の診療を行っています。上位には不整脈に対するカテーテル治療、必要に応じてペースメーカーの植え込み、虚血性疾患に対するカテーテル治療となっており、実績も多くなっています。息切れや動悸など心不全の評価や治療および心臓リハビリテーションを実施しています。
・睡眠時無呼吸症候群は心臓に負担がある疾患ですので、該当するか判定検査をしています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | – | – | 20.78 | – | – | |
050130xx9900x0 | 心不全 | – | – | 17.33 | – | – | |
100040xxxxx00x | 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 | – | – | 13.07 | – | – | |
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) | – | – | 13.77 | – | – | |
110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 | – | – | 11.35 | – | – |
【説明】
・2型糖尿病に対する血糖コントロールや合併症の精査や治療、栄養指導など、約2週間の学習入院を中心に行っています。糖尿病チームとして、多職種と連携を行い疾患教育や指導を充実させています。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、患者数、平均在院日数(自院)、転院率、平均年齢を-(ハイフン)表示にしています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) | 90 | 2.17 | 2.57 | 0 | 68.38 | |
060340xx03x00x | 胆管結石、胆管炎 | 32 | 10.75 | 8.88 | 0 | 75.47 | |
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 | 16 | 7.63 | 7.45 | 0 | 76.75 | |
060130xx9900xx | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) | 16 | 9.13 | 7.67 | 0 | 79 | |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 | 15 | 9 | 7.60 | 6.67 | 68.67 |
【表示している定義】
・転院率は、表示されてた疾患以外の他疾患による転院した数字も含まれています。
【説明】
・消化器内科は、早期癌に対する内視鏡治療、慢性ウイルス肝炎に対する抗ウイルス治療・胆膵領域の疾患(胆嚢炎・胆管炎・胆管癌・膵癌など)に対する治療を行っています。また、各種消化器疾患治療、クローン病に対する治療も行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 28 | 30.43 | 20.78 | 3.57 | 88.04 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 | 28 | 23.32 | 13.66 | 10.71 | 81.5 | |
050130xx9900x0 | 心不全 | 23 | 33.57 | 17.33 | 8.7 | 91.52 | |
0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 14 | 23.57 | 16.40 | 7.14 | 89.5 | |
010060xx99x20x | 脳梗塞 | – | – | 16.94 | – | – |
【表示している定義】
・転院率は、表示されてた疾患以外の他疾患による転院した数字も含まれています。
【説明】
誤嚥性肺炎や尿路感染症を何度も起こして入退院を繰り返したり、様々な理由で日常生活動作が低下して自宅での生活が困難になったり、そういった高齢者の患者様のマネジメントを主軸の一つと捉えています。在宅主治医と密接な連携を行い地域医療の発展に尽力したいと考えております。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、患者数、平均在院日数(自院)、転院率、平均年齢を-(ハイフン)表示にしています。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 14 | – | – | 10 | – | – | 1 | 8 |
大腸癌 | 11 | – | 18 | – | 18 | 10 | 1 | 8 |
乳癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
肺癌 | – | – | – | – | – | 16 | 1 | 8 |
肝癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【表示している定義】
・「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは他院にて診断後当院で初回治療を実施した場合になります。
・「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診療した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再熱・遠隔転移などが含まれます。
【説明】
・胃癌は、胃カメラによる検査にて、早期発見が多くなっています。胃カメラによる手術治療も多く実施されています。
・大腸癌は、腹腔鏡や開腹手術を実施しています。進行癌も幅広く該当しています。
・乳癌は、デジタルマンモグラフィ検査や病理検査による診断、治療を行っています。
・肺癌は、病理検査や気管支鏡検査にて肺癌検査を実施しています。
・肝癌は、外科的切除(開腹または腹腔鏡)や経皮的ラジオ波焼灼療法、経皮的エタノール注入療法、肝動脈化学塞栓療法など実施しています。
・当院では、進行度によって、化学療法や他院との連携をした治療も実施しています。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
「初発」はUICC TNM分類により分類された患者数になります。
「再発」には、通常のがん再発以外に他病院で治療を受けた人数も含んでいます。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 13 | 15.85 | 49.92 |
中等症 | 37 | 13.78 | 79.38 |
重症 | 14 | 33.5 | 85.36 |
超重症 | – | – | – |
不明 | 0 | 0 | 0 |
【表示している定義】
・成人市中肺炎は、病院外の日常生活していた人に発症した肺炎になります。
・重症度分類は、A-DROPを使用しています。
【重症度分類】
1.男性70歳以上、女性75歳以上
2.BUN(血清尿素窒素) 21dL以上または脱水あり
3.酸素飽和度 90%以下
4.意識障害あり
5.収縮期血圧 90mmHg以下
——————————————————————————————-
軽 症:上記5つのいずれも満たさない。
中等症:上記1つまたは2つを有する。
重 症:上記3つを有する。
超重症:上記4つまたは5つを有する。(ただし上記「4.意識障害あり」に当てはまる場合は1つでも重症とする)
不 明:1~5の項目のうち1つでも不明であったもの。
【説明】
・当院では中等症・重症・超重症の肺炎は、高齢者に多くみられ年齢が上がる伴い重症化しています。
・今後も増加傾向が予想される疾患になります。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
– | 21 | 31.90 | 80.95 | 19.05 |
【説明】
・当院の脳梗塞症例は平均年齢は70歳後半から80歳前半が多くなっています。
・当院では早期にリハビリテーションを実施し、その後の状態を回復させ、日常生活を取り戻せるように努めています。
・脳梗塞・脳出血など超急性期疾患については、近隣の脳外科の専門施設へ紹介をしています。
(診療科別患者数上位5位まで)
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | – | – | – | – | – | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | – | – | – | – | – | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | – | – | – | – | – | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) | – | – | – | – | – | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | – | – | – | – | – |
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 46 | 1.98 | 10.46 | 0 | 67.8 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 36 | 0.53 | 2.92 | 0 | 70.94 | |
K7434 | 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術(硬化療法を伴わない)) | 29 | 0.03 | 5.45 | 0 | 53.31 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 24 | 4.83 | 14.58 | 0 | 76.08 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | – | – | – | – | – |
【表示している定義】
・外科には、消化器外科、が含まれています。
【説明】
・外科は、腹腔鏡下にて鼠経ヘルニア修復術、胆嚢摘出、虫垂切除、悪性腫瘍切除等が多くなっています。腹腔鏡下は通常の開腹手術と比較して創が小さい以外にも、術後腸蠕動の回復が早く、早期離床・早期退院が無理なく進められます。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K555-22 | 経カテーテル弁置換術(経皮的大動脈弁置換術) | 28 | 2.18 | 5.11 | 7.14 | 84.29 | |
K5944ロ | 不整脈手術(左心耳閉鎖術)(胸腔鏡下手術) | 22 | 1.59 | 6.36 | 0 | 77.64 | |
K555-31 | 胸腔鏡下弁置換術(1弁) | 21 | 2.19 | 13.05 | 9.52 | 71.05 | |
K5612ロ | ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) | 19 | 1.42 | 12.32 | 0 | 76.21 | |
K594-2 | 肺静脈隔離術 | 19 | 1.79 | 6.05 | 5.26 | 73.32 |
【表示している定義】
・転院率は、表示されてた疾患以外の他疾患による転院した数字も含まれています。
【説明】
・心臓血管外科は、虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス手術、心臓弁膜症に対する3D内視鏡の弁形成術、弁置換術、大動脈瘤に対するステントグラフト手術、下肢静脈瘤の接着剤治療をしています。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7434 | 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術(硬化療法を伴わない)) | 55 | 0.05 | 4.11 | 0 | 55.44 | |
K7421イ | 直腸脱手術(経会陰)(腸管切除を伴わない) | – | – | – | – | – | |
K7433 | 痔核手術(脱肛を含む)(焼灼術) | – | – | – | – | – | |
K7461 | 痔瘻根治手術(単純) | – | – | – | – | – | |
K7432 | 痔核手術(脱肛を含む)(硬化療法(四段階注射法)) | – | – | – | – | – |
【説明】
・肛門外科は、入院・外来含め痔核手術を年間104症例実施しています。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K510 | 気管支腫瘍摘出術(気管支鏡又は気管支ファイバースコープ) | – | – | – | – | – | |
K386 | 気管切開術 | – | – | – | – | – | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | – | – | – | – | – | |
K639 | 急性汎発性腹膜炎手術 | – | – | – | – | – | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | – | – | – | – | – |
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 192 | 1.15 | 2.32 | 0 | 72.97 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 89 | 0.65 | 2.71 | 0 | 74.25 | |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術(その他) | 52 | 1.1 | 3.06 | 1.92 | 70.23 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 52 | 0.19 | 2.54 | 1.92 | 77.48 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 42 | 1.36 | 7.38 | 2.38 | 77.62 |
【表示している定義】
・転院率は、表示されてた疾患以外の他疾患による転院した数字も含まれています。
【説明】
・循環器内科は、虚血性心疾患(狭心症、急性心筋梗塞)に対するカテーテル手術、ペースメーカ-植え込み術を、年間300症例以上実施しています。不整脈疾患に対し、経皮的カテーテル心筋焼灼術は治療件数は約200件実施し年々増加しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | – | – | – | – | – | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | – | – | – | – | – | |
K747 | 肛門良性腫瘍切除術 | – | – | – | – | – |
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 86 | 0.2 | 1.22 | 0 | 68.26 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) | 25 | 3.44 | 14.12 | 0 | 75.56 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 18 | 5.17 | 24.72 | 5.56 | 83.33 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) | 17 | 0.06 | 11.12 | 0 | 76.59 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 14 | 2.71 | 11.21 | 7.14 | 76.79 |
【表示している定義】
・転院率は、表示されてた疾患以外の他疾患による転院した数字も含まれています。
【説明】
・消化器内科は、内視鏡治療・処置が多く、ポリープ切除やがん切除術や胆道疾患の治療等を、年間620症例実施しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | – | – | – | – | – | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | – | – | – | – | – | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | – | – | – | – | – | |
K386 | 気管切開術 | – | – | – | – | – | |
K497-2 | 膿胸腔有茎大網充填術 | – | – | – | – | – |
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | – | – |
異なる | 12 | 0.39 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
異なる | – | – | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 23 | 0.75 |
異なる | – | – |
【表示している定義】
・入院契機の同一・異なるとは、入院するきっかけとなった病名と、入院期間の主な治療が同一か異なるかを区別しております。
【説明】
・入院時にあった疾患が原因で発生するものが多くあります。
・手術・処置等の合併症は、創部の感染や人工的な挿入物の感染(ペースメーカ-植込み等)が主になり、入院期間が長くなったりすると発生が増える傾向にありますが、当院の発生率は多くはありません。
※注)患者数が10件未満または該当がないものは、-(ハイフン)表示にしています。
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
139 | 133 | 95.68 |
【説明】
肺血栓塞栓症は、手術後に発生しやすい合併症の一つです。
当院では、予防対策として弾性ストッキングの着用や間歇的空気圧迫装置の使用を行っています。
特定の疾患や条件により予防が難しいケースもありますが、適切な予防対策を行っています。
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
1140 | 947 | 83.07 |
【表示している指標定義】
対象:外来・入院
算出定義【分子】:血液培養のオーダーが1日に2件以上ある日数(人日)【分母】:血液培養のオーダー日数(人日)
【説明】
血液培養検査において、1人の患者に対して1日に2セット以上採血が行われた割合を示す指標になります。
この指標は、適切な感染症治療が行われているかを評価する上で重要とされ
多くの機関では、2セット実施率を90%以上の目標としています。
血液培養検査では、好気性菌用と嫌気性菌用の検査用ボトルを組み合わせて1セットとします。
2セット以上採取すると、検出感度の向上、偽陽性の防止など利点があると言われています。この方法は世界的に推奨されている標準的な方法です。
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
99 | 92 | 92.93 |
【表示している指標定義】
対象:入院
算出定義【分子】:入院以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数【分母】:広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数
【説明】
広域スペクトル抗菌薬が処方された患者のうち、入院から抗菌薬処方日までの間に、細菌培養同定検査が実施された患者の割合を示します。
広域スペクトル抗菌薬は広範囲に効果のある反面、薬剤耐性菌を発生させやすいため、使用を必要最小限にする必要があります。
そのためには、細菌培養検査で最も効果のある抗菌薬を調べることが不可欠であり、広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率を算出して、抗菌薬が適正に使用されているかを評価し、耐性菌の発生を抑制するための取り組みに繋げています。
退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生した転倒・転落件数 (分子) |
転倒・転落発生率 |
---|---|---|
38748 | 127 | 3.28 |
【説明】
転倒・転落のインシデントが発生した場合は時間帯、睡眠薬の服用状況、センサーマットの使用状況など確認し分析を行います。
分析結果から転倒転落防止について多職種で協議し発生率を低下させるよう対策を講じています。
退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生したインシデント 影響度分類レベル3b以上の 転倒・転落の発生件数(分子) |
転倒転落によるインシデント影響度 分類レベル3b以上の発生率 |
---|---|---|
– | – | – |
【説明】
インシデント発生時には、関連する要因(時間帯、睡眠薬の使用状況、センサーマットの有無など)を詳細に確認・分析し、得られた知見をもとに多職種による協議を実施しています。これにより、転倒・転落の予防策を強化し、インシデントの発生率低下を図っています
全身麻酔手術で、 予防的抗菌薬投与が実施された 手術件数(分母) |
分母のうち、手術開始前 1時間以内に予防的抗菌薬が 投与開始された手術件数(分子) |
手術開始前1時間以内の 予防的抗菌薬投与率 |
---|---|---|
453 | 371 | 81.9 |
【説明】
手術後に、手術部位感染(Surgical Site Infection:SSI)が発生すると、入院期間が延長し、入院医療費が有意に増大するといわれています。SSI
を予防する対策の一つとして、手術前後の抗菌薬投与があり、血中および組織中の抗菌薬濃度を適切に保つことで、SSIを予防できる可能性が高くなります。このため手術執刀開始の1時間以内に適切な充園薬を投与することで、SSIを予防し、入院期間の延長や医療費の増大を抑えることができると考えられています。
退院患者の在院日数の総和もしくは 除外条件に該当する患者を除いた 入院患者延べ数(分母) |
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上 の褥瘡)の発生患者数(分子) |
d2(真皮までの損傷)以上の 褥瘡発生率 |
---|---|---|
37207 | 20 | 0.05 |
【説明】
当院では、褥瘡(じょくそう:床ずれ)の予防と早期対応に力を入れています。
浅い褥瘡であれば比較的早期に治療が見込めるため
・褥瘡をつくらないこと(予防)
・褥瘡ができても早期発見・早期治癒を行うこと
の2点を目標に、日々のケアに取り組んでいます。
入院後は患者さんの体の動きや骨の出っ張り具合などを考慮し、適切なマットレスの選定を行います。
また、医療機器による圧迫が生じないよう、事前に対策を講じています。
万が一褥瘡が発生した場合でも、傷の状態に応じた薬剤や処置方法を柔軟に変更し、できるだけ早く治るよう支援しています。
65歳以上の退院患者数 (分母) |
分母のうち、入院後48時間以内に 栄養アセスメントが実施された 患者数(分子) |
65歳以上の患者の入院早期の 栄養アセスメント実施割合 |
---|---|---|
2269 | 2021 | 89.07 |
【説明】
PSG(ポリソムノグラフィ:睡眠時無呼吸症候群の検査)、大腸ポリペクトミー等の1泊2日の入院以外には、介入し栄養管理計画書を作成しています。
退院患者の在院日数の総和 (分母) |
分母のうち、身体的拘束日数の総和 (分子) |
身体的拘束の実施率 |
---|---|---|
38748 | 1528 | 3.94 |
【説明】
当院では、患者様の安全と安心を第一に考えています。
ごくまれに、転倒してしまう危険がある場合や、治療に支障が出るような行動が見られるときに、一時的に身体の動きを制限する対応(身体的拘束)を行うことがあります。
現在、当院で身体的拘束を行っている患者様の割合は3.94%です。これは、全国の病院と比べても平均的な水準であり、必要最小限にとどめるよう努めています。
身体的拘束は、患者様の尊厳や自由を大切にするため、原則として行わないことが基本方針です。
どうしても必要な場合には、医師や看護師が慎重に判断し、ご本人やご家族にしっかりと説明したうえで、できるだけ早く解除できるように対応しています。
また、当院では以下のような取り組みを行っています:
・ 専門チームによる検討と見直し
・ ご本人・ご家族への丁寧な説明
・ 転倒予防の工夫や見守り体制の強化
・ 職員への研修を通じた意識向上
患者様が安心して過ごせるよう、これからも身体的拘束を減らす努力を続けてまいります。
- 2023/9/25
- 新規作成
- 2023/10/17
- 症例数10以下非表示
- 2024/9/26
- 新規作成
- 2025/9/30
- 新規作成
【表示している定義】
・令和6年6月1日から令和7年5月31日の退院した患者さんを10歳毎の年齢階級別に集計しています。
・全症例数は3,080名となっております。
【説明】
・当院は、救急医療にも力を入れており幅広い年齢層の患者さんを診療しております。
・特に症状が重くなりやすい60歳以上の患者さんが過半数を占めています。